ここ数日価格更新していると「ん?」
と思う事がありました。
約20件前後が値上がりしてるんです。
現在当社のHPは1200件前後掲載してるので、50~60件に1件ぐらい値上げしてるような感覚です。
このブログにも書いてますが1月2月はかなり多くの建売が値下げをしていました。
それなのに100万~200万値上がりしてるんです。
最初
「見間違いじゃないかな」
と思いましたが、何度見ても値上がりしてる。
現場の感覚としてはですが
「3月になるこの時期に値上がりするのは珍しいな」
と思いました。
当社のHPやスーモ、ホームズなど見ていらっしゃる方で突然値上げしてる事に気が付いた方ももいらっしゃると思うので少し説明書いてみようと思います。
まず
「値上がり」
という意味ですが不動産の場合は大きく分けて2つ意味があります。
1つは
「相場が上がっている値上がり」
と言う意味合いです。
2回だけ相場の値上がりを見た事があります。
16,7年前ぐらいになるかと思いますが
「ITプチバブル」
と言われた時代がありました。
それなりに景気が良いと言われた時代です。
少しずつではありますが相場が上がっていった感覚を覚えています。
その後
「リーマンショック」
があり相場は下がっていきました。
それからは価格がある程度落ち着き、大きく相場変わらない時代が長かったです。
変わったのは1,2年前。
コロナの影響で市場に出てる物件がかなり減りました。
今までのような需要と供給のバランスが崩れたこともあり、相場が上がってきました。
ざっくりとではありますが
「相場が上がった」
という意味合いの値上がりの意味を書きました。
もう1つが
「突然値上がりする」
という意味合いの値上げです。
昔から時々あるんです。
多いのが
「4月」
に値上がりする建売会社がちょくちょくあります。
この理由は
「3月に決算迎える建売会社が多い」
と言うのが1番の理由です。
3月末迎えると決算上では
「翌年」
になります。
1年間あるので焦る必要がなくなるんです。
「ゆっくり販売できるし、値段下げすぎたから少し高めに価格設定しよう」
と思う会社さんもいます。
例年4月になると50~100件に1件ぐらいは値上がりしてました。
あまり多くはありません。
なぜなら
「その物件検討していた人が皆検討するのやめていく」
というデメリットあるからです。
お客さんの立場からすれば
「購入しようと思う物件値段下がるかな?」
と考えるのは当たり前の事です。
それがネットで検討してる物件を見てみるといきなり値上がりしている。
購入意欲はなくなっていきます。
建売に限らずですが、不動産の場合は
「値上げはしない」
というのが基本です。
なぜなら先程書いたように
「検討していたお客さんがいなくなってしまう」
からです。
ただ建売会社も色んな事情あります。
決算の前後は価格が下がったり上がったりするケースもあるんです。
値上げした物件はしばらくそのままの価格になってることが多いです。
1,2か月して売れなかったらまた値下げになっていきますし、誰かが購入したら販売終了になります。
3月に値上げするのは珍しいケースです。
4月はちょくちょくあるのですが、この時期に値上げした理由としては
「今からお客さんが申し込んでも3月末までの引渡しに間に合わない。
なら4月以降にゆっくり売ろう」
という建売会社の意向かと思います。
あまり多くはないケースなのですが、時々お客さんから
「なんで値上げしてるんだ?」
と聞かれたりするケースあるので書いてみました。
値段いきなり高くなってるとびっくりしますよね。
我々不動産屋も同じ気持ちです笑。
↑日常や不動産の話を色々書いてます。
↑
かなりのボリュームではありますが、お客さんからよく聞かれる質問について書いてます。
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お客さんから申し込みから引き渡しまでの間によく聞かれる質問内容をまとめました。わかりやすく読みやすいように意識して書きました。
↑
安い建売にはやはり理由があります。
案内の時にお客さんに説明するような感じで時間かけて丁寧に書きました。